大人になってからとても虫が苦手になった、どうも僕です。
本記事は、『ハッカ油』と『無水エタノール』をつかって、簡単に作れる『虫よけスプレー』についてまとめてみました。
市販の虫よけスプレーよりもコスパが良く、もし無水エタノールなどを普段使っていたなら、ぜひ残りで作ってみていただきたいです。
必要なものや作り方も簡単なので、おススメですよ。
想定以上に活躍する、僕が選ぶ使用用途6選
【虫よけ】 外出時の虫よけ対策に体にさっと吹きかける
虫は、ハッカのニオイがとても苦手です。夏のイヤな虫に代表される『蚊』も寄りつかなくなります。
【虫よけ】 網戸や玄関など虫の流入しそうな所に
家の出入り口である玄関や網戸に吹きかけて、家に虫を寄せつけないようにします。
好きな人がゼッタイいないと思われる『ゴキブリ』なんかにも効きます。
【虫よけ】 台所・ゴミ箱など
台所やシンク・排水溝・ゴミ箱など『コバエ』が好みそうな場所にも一振りできます。
ぼくは室内の観葉植物になぜかコバエがくるため、こんなところにもさっと一振りしてます。
【防虫】 衣類や布団などの防虫対策に
『ダニ』や『カビ』にも効くので、長期保管する季節ものの洋服や動かしづらいベットマットなどに使用できます。
特にベットマットはほぼ外で干せないので(僕だけかな。。)、寝る前に使用するとハッカの良い香りもしてリラックスして安眠できますよ。
【消臭】 夏のイヤな臭い対策に
使用するハッカ油やエタノールには、殺菌効果や消臭の効果もあります。
僕は通勤時の電車に乗る前や会社に着く前、商談前などにも使用しています。梅雨時期のイヤな服のニオイや革靴・クルマなどにも使えますよ。
【リラックス】 クーラー・扇風機・部屋に吹きかける
アロマオイルなどにも使われるハッカ油なので、リラックス効果もあります。
使ってみるとわかりますが、部屋全体が某商品(シーブ○―ズ)のような香りで爽快な気分になります。
必要なもの
- ハッカ油 : 薬局やネットで簡単に入手できます。
- 無水エタノール : こちらも薬局やネットで簡単に入手できます。消毒用エタノールではなく、無水エタノールがベストです。
- スプレーボトル : 100均や無印良品などで購入できます。こだわらないのであれば、経済的な100均がおススメです。
- 精製水 : こちらも薬局やネットで簡単に入手できます。コンタクトレンズを使用されている方は、お手持ちの精製水も使えます。また精製水がない場合は、代替でミネラルウォーター(軟水)も使えますが、塩素を含む水道水を使用する場合はハッカを分解してしまうので、持続する効果や使用期限が短くなります。
- スポイト(あったら便利) : 分量をしっかり計りたい、もしくは精製水やエタノールのボトルが大きく液量が残り少ない場合に便利です。
ハッカ油をつかった自然派虫よけスプレーの作り方
① 用意したスプレーボトルにハッカ油を10滴ほど入れる。(好みに応じて増減)
② 無水エタノールをスプレーボトルに5mlほど加えて、振って混ぜる。
③ さらに精製水を45mlほど加えて、ボトルを振って混ぜる。
※携帯用の50mlスプレーボトルを想定して、作っています。1:9位の割合で容器に合わせて作成します。
注意点
スプレーボトルを選ぶ際は、材質に注意
PS(ポリスチレン)製のボトルは、ハッカ油で溶けますので購入する際は注意が必要です。
液体を加える順番に注意
ハッカ油もしくは精製水の次には、必ず無水エタノールを入れましょう。
理由は、「水と油」という慣用句があるようにハッカ油(精油)と水は混ざりにくいからです。
エタノールは、どちらとも仲が良く、ハッカ油(精油)と精製水をつなぎ合わせる調整役が出来るので、入れる順番に注意が必要です。また、使用する際はしっかりボトルを振って混ぜてから使用すると良いです。
ネコ
ハッカ油は、ネコには大敵なのでハッカ油の使用はやめておきましょう。
人間や犬には問題ないのですが、植物性の油であるハッカをネコの肝臓は分解・解毒できないので注意です。
無水エタノールの取り扱い
無水エタノールは、その名の通り純度の高いエタノールです(15℃でエタノールを99.5v/v%以上含むものとされます。)エタノールは燃料としても使われる発火性の高いものとなるので、換気した火が近くにない場所で作業しましょう。
まとめ
虫が嫌いなハッカ油を使うことによって、虫よけスプレーが簡単につくれます。
またハッカ油には、虫を寄せつけない効果以外にも消臭や抗菌・リラックス効果もあり、1つで3役・4役と役に立ってくれます。
特に夏には出番があり、簡単につくれるので1つ作ってみて試して見るのはいかがでしょうか。
それじゃ、また!