新幹線の『スマートEX』サービスってご存知でしょうか?
「近々、新幹線で出張をしよう。」「新幹線で旅行・帰省をしよう。」
そのためには、新幹線に乗車する当日は少し早めに駅にいかないと‥となると思います。
そして、駅構内での時間を「せっかくならお弁当・お土産を選ぶ時間をしっかり確保したい」「時間がないから、すぐに乗車したい」などもよくあるケースです。
今回ご紹介する『スマートEX』サービスは、新幹線の乗り降りを時短でき、月1~2回は利用する僕が思いのほかありがたさを実感できたサービスでしたので、ご紹介させていただきます。
利用するとちょっと「うへへ」な気分にもなれちゃいます。読んでみてください。
スマートEXとは
『スマートEX』とは、東海道新幹線・山陽新幹線の区間(東京―博多間)で使える新幹線のネット予約・チケットレスサービスです。
いつもの交通系ICカードで新幹線の改札を通過でき、券売機に並ぶことなく座席の予約・購入ができるものを想像していただければ問題ないと思います。
運営は、JR東海とJR西日本が運営しています。
年会費も無料で、お手持ちの交通系ICカードとクレジットカードをそのまま使えるので、両カードをお持ちの方は事前に行う会員登録ののちすぐに利用することが可能です。
『スマートEX』を利用するには、会員登録が必要となります。
事前の会員登録の際には交通系ICカードとクレジットカードの登録・紐づけが必要となりますが、簡単にできるので利用する価値は高いです。
新幹線を予約する際は、『スマートEX』のWebサイト、もしくは専用アプリであるEXアプリより簡単に予約が可能です。
使ってみて感じたスマートEXの魅力とできること
窓口での時間ロスなく、事前予約が可能
新幹線の乗車駅へ向かう移動中でも簡単に予約ができます。
モバイルやタブレットでスマートEXのWebサイトやEXアプリから簡単に予約がとれてしまうので、時間を有効活用したい方や時間がない時にとても頼りになります。
予約は、自由席・指定席・グリーン車の中から選択でき、シートマップからの座席指定や喫煙ルーム近辺の車両選択も行えます。
窓口での予約・発券のための長蛇の列に並ぶことがなく、思っていたよりありがたさを実感できました。
予約変更は何度でも無料で対応可能
商談が長引いた時や交通渋滞で予約した新幹線の乗車時間に間に合わない。
商談や観光予定先への訪問がなくなった、寄り道がしたいなどで時間・乗り降りの駅を変更したい事は起こり得るものです。
改札入場前またはきっぷ受取前で、予約している列車の発車時刻前までなら、何度でも手数料無料で変更できるので便利です。
※早得系やファミリー早得系、往復割引などの各種割引搭乗予約の場合、変更内容により乗車値段が変わる場合があるので注意は必要です。
改札をいつもの交通系ICカードでスムーズに(改札の通り方)
事前登録時に紐づけした交通系ICカードを改札にタッチしかざせば、スムーズに改札を通過できます。
乗車する際の改札通過時には、EXご利用票が出てくるので乗車便名や座席案内を確認しホームまで迷わずいけます。
また、改札を出るとき(出方)は同じように改札に交通系ICカードをタッチし出れます。
決済は、交通系ICカードではなく、事前の会員登録時のクレジットカードでの決済になるのでクレジットカードポイントを貯めたい方は要チェックです。交通系ICカードのチャージ金額からの引き落としではありません。
年会費無料
年会費があると二の足を踏んでしまいますよね。
『スマートEX』は、1乗車あたり基本200円程度通常よりも安く乗車できて年会費無料です。
※年間の乗車回数が多く継続的に利用する見込みがある方は、年会費が発生するエクスプレス予約会員がよりお得で便利です。エクスプレス予約会員のサービス年会費は1,080円(税込)です。
領収書はWebで確認し印刷が可能
PC・モバイル端末からスマートEXのWebサイトもしくはEXアプリにログインし、乗車日や対象期間を照会すると簡単に領収書を確認・印刷することができます。
もちろん宛名も入力できますので、事業用途で使う会社員・フリーランスの方々にとっては特に大事な機能です。
領収書の紛失による精算不可(僕は何度かこれで自爆してます)や再発行にかかる手間を考えると、とてもありがたい魅力です。
領収書の表示期間は、予約完了日の翌日から3ヵ月後(23:30)までとなっています。
スマートEXを使うための会員登録
会員登録は、『スマートEX』サイトより
『スマートEX』のWebページより事前に会員登録を行います。
登録の際に必要となるのは、お名前などの基本情報とメールアドレス・交通系ICカード・クレジットカードとなります。
会員登録の際に割り振られた会員IDと登録したパスワードは必ず控えておきましょう。
登録できる対象の交通系ICカード
登録できる対象の交通系ICカードは、
Kitaca・PASMO・Suica・manaca・Toica・PiTaPa・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCAです。
会員登録時には、各交通系ICカードの裏面にある17桁の番号を入力します。
私は、クレジット機能付き交通系ICカードで登録してみました。
登録できる対象のクレジットカード
登録できる対象のクレジットカードブランドは、
Visa・Mastercard・JCB・American Express(アメックス)・ダイナースクラブの国際ブランドです。
新幹線の乗車金額は比較的高いので、効率よくクレジットカードポイントをためるチャンスです。
私はポイントがたまりやすい楽天カードで登録してみました。
簡単にできるスマートEXで新幹線を予約する方法
PC・タブレットなどのモバイル端末のWebから『スマートEX』のWebページへアクセスする方法と、
iPhone(アイフォン)・Android(アンドロイド)系端末の各ストアからEXアプリをダウンロードし利用する方法があります。
どちらも会員登録時に取得した会員IDとパスワードにてログインし、直感的に予約を行うことが可能です。
スマートEXのまとめ
『スマートEX』は、新幹線をいつも使っている交通系ICカードで利用できるサービスです。
利用するには、事前の会員登録と新幹線を事前に予約することが必要です。
利用にあたって、時間や労力も苦にならない程度の使用感で利用できます。
時期や時間帯で特に混雑する発券の長蛇の列を横目に、スイスイっと颯爽に改札を通過できるこのサービスをぜひ体験してみてください。
それではまた!