皆さんも引っ越しや模様替え、はたまた仕事場が自宅に変わった(比重が大きくなった)など、机は人生の転機となる際に検討する家具の一つかと思います。
実際僕は、10年に1度程度は買い替えている気がします。そして、そんな中今回購入したのは、LOWYA (ロウヤ) L字型 パソコンデスク北欧風です。
購入にあたって決め手になった点や足りない点をレビューしながら、足りない点を補うDIYカスタマイズまでを紹介していきたいと思います。
LOWYA (ロウヤ) L字型 パソコンデスク コンパクトという選択
自分にあった使いやすいデスクを探して、僕が行き着いたのがこのパソコンデスクです。
正直、このLOWYA (ロウヤ)L字型パソコンデスクコンパクトに行き着くまで、ネットにあるたくさんの机のサイズや使い道、配置や既存家具との調和など、色々なことを比較・検討しました。
本当世の中にはこれでもかとたくさんの机があるんですよ。
最終的に購入したのは、最近流行りのL字型で作りがしっかりしている(値段もお手頃だったので)この机がBestとなりこちらを選んでみました。
自分が考えた机選びの際のポイント
- 現在机で何をしている事が多いか、また今後したい事は何か。
- 部屋のサイズに対して、許容できる机の最大サイズはどの程度か。
- 机を置く場所及びその他家具との遷移・配置は。また色・材質の調和など。
- 机の上に載せるもの(キーボードとディスプレイだけなのか?プリンターは?照明は?など)
- 事務作業場所
- 配線などの取り回し
- 天板下に置くもの
僕が思ったこの商品の良い点・悪い点
良い点
- デザイン・色使いが良い
- サイズ感が大きすぎず小さすぎず、絶妙!
- L字型ではあるが、縦幅が体をカバーするほど深くないため、圧迫感を感じない
- 安っぽくなく、しっかりした作り
- L字型で机上にちょっとした作業・物置スペースがとれる
- 高さがちょうど良く、デスク作業の負荷が改善される
- タブレットやノート・電卓など、簡易収納(棚の一番上)があり、出し入れがスムーズ
- 収納はデスク回りで日常的に使いそうなもの+αの容量で、物が増えやすい僕を自省させてくれるw
悪い点
- 組み立てが思ったより大変
- 絶妙なサイズ感だからこそ、キーボードを使わないときの収納orスペースを確保したい
- モニターアームの設置がサイドからしかできない
- ケーブルマネジメントへの対応の弱さ
- 右側L字に出来ない(左側L字対応のみ)
デメリットをなくし、自分にとってプラスになる加工(DIY)をしてみた
先程あげたこの商品の悪い点をDIYにて補ってみました。
行ったのは大きく2点で、キーボード収納スペースの確保とモニターアーム及び配線への対応となります。
スライド式キーボードトレイの増設
キーボードの収納方法としては、机上式もしくはスライド式を採用するかの2択が対応方法として考えられます。
机上式は、机の上にさらに小さな台を設置し、その中にキーボード等を入れる方式ですね。
台の上にはモニターなんかを置いて、PC机がどんだけPC机やねん!?っていう対応ですw
そしてスライド式は、机に若干の加工もしくは天板などの厚みを利用し万力などでキーボードトレイを設置(クランプ式)するものが多く、机の下・足の上に設置できるものとなります。
今回購入したこのLOWYAのL字型デスクは、北欧風のためか個人的には今までの机より高さがあるんです。
ハイタイプ机を除いて、たいていの机は高さが70cm程度となりますが、このPC机は調べてみると77cmがデフォルトです。
机の上は出来る限り物を置かず小奇麗にしたいのと肩こり軽減・タイピング性も兼ねて、机の下に増設するスライド式を採用してみました。
用意したもの
- アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 LBC-940 ホワイト
- WAKI スライドレール 底付けローラーレール 400mm 2本入
- アイワ スライドレール用 キーボードブラケット 大小4個入り AP-1201C
- 皿頭 タッピングネジ 3.0×12mm
カラー化粧棚板 LBC-940のサイドに底付けローラーレールを装着。
購入した化粧板とレールの長さも、もちろんピッタリ。ぐらつきなども少なくなります。
ネジが入りやすいよう軽く穴を空けて、ネジで固定しました。
レール本体を机上板の裏に装着
机上版の奥行きは、48cmなので40cmのレール装着でも問題なし!
キーボードが真っ直ぐ取り出せるように、念のためマスキングテープで平行になるように目安をつけて左右2本分を設置しました。
スライド式キーボードトレイ、無事設置完了!
椅子の腕置きの高さにジャストフィット!椅子にもたれながら、タイピングも可能。
そして、一般的に目が疲れにくいとされるモニターから40cm以上顔を離すことができて、PC作業への期待も高まります!
横幅90cmのスライド式天板でもL字部分の収納スペースに問題なくアクセス可能。
ケーブルマネジメント及びモニターアームの背面対応
僕は、後にデュアルディスプレイにてPC作業をしたいと考えています。
左右からであればモニターアームを装着できるとのことですが、出来れば背面から装着したいので、ケーブルマネジメントのことも考え、背面を加工してみました。
強度的にもこのLOWYAのPCデスクはがっちりしているので問題なくいけると思います。
白の背面板のマスキングした部分を加工します。
最寄りのホームセンターに作業スペース・レンタル工具があったので、そちらをお借りしてこのマスキング部分を切断しちゃいます。
今回使用したのは、ジグソーと呼ばれる切断用電動工具。
本格的な電動工具は使用頻度もあまりなく買うと高いので、助かりました。1回のスペース・工具使用料は、切断するための刃(ブレード)を購入するだけで済んだので、250円なり。ホームセンター神!
切断した背面板を取り付けます。
左右の取り付け強度も考え、真ん中あたりを切断。左の収納棚に切断スペースが被らないように加工しました。
机上板をつけて、無事完成!
モニターアームは机上版にクランプ式で背面より設置予定。
コード類もこちらへ収束し、100均等で購入できるトレイで、地面への散乱を防ぐ予定。地面にコード類があると掃除機かける時に面倒ですしね。
是非一緒に欲しいアイテム
- アイリスオーヤマ 電動ドライバー 充電式 RD110
本格工具はちょっと…と言う方にもおススメの電動工具です。
基本性能である”締める緩める”は勿論、サイズ的にもコンパクトです。
これだけでも低価格な電動工具としては十分なのですが、一番のおススメ理由はMicroUSBケーブルで充電できるところです。
MicroUSBは、身近なものではアンドロイド端末・ガラケイの携帯電話などに差し込んで充電する際に使う形状のものです。
様々な電子機器でコードやアダプター(コンセントに指すあの黒い箱みたいなやつ)を使い分けたり、使用頻度も多くないドライバーに対して、普段使っているMicroUSBケーブルで充電できるのは、けっこうなメリットだと思います。
見た目もかわいいのでおススメですよ。
USBでPCからも充電できちゃいます。
完成した MyPCデスク
僕的には想像通りの仕上がりとなりました。
机の上は出来る限りスッキリとさせつつ、スライド式キーボードの色も本体の白と同色のため違和感なく完成したと思います。
スライド式キーボードは、かなり余裕があるため後日90×40の大きいマウスマッドを敷く予定です。
また背面カットによってケーブル関係も取りまとめることによってスッキリし、今後のデュアルディスプレイ対応への期待も持てました。
デフォルトでは左サイドは白板でふさぐ仕様なのですが、あえて使わずにどちらからでも出し入れができるようにさせていただきました。
今回かかった総額費用
26,474円なり
- LOWYA (ロウヤ) L字型 パソコンデスク コンパクト:\21,990
- アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 LBC-940 ホワイト:\2,013
- WAKI スライドレール 底付けローラーレール 400mm 2本入:\1,113
- アイワ スライドレール用 キーボードブラケット 大小4個入り AP-1201C:\970
- 皿頭 タッピングネジ 3.0×12mm:\138
- 電動工具ジグソーレンタル:\250
※電動ドライバーは、すでに持っていたため記載していません。
まとめ
デフォルトでも、このLOWYA (ロウヤ)L字型パソコンデスクコンパクトは、とても良いPCデスクだと思います。
そんなPCデスクをさらに(このPCデスクを僕にとってBest=最も好ましい)Perfect=完璧な状態にするために①スライド式キーボードトレイの増設②ケーブルマネジメント及びモニターアームの背面対応を行いました。
作業時間もキーボードトレイで10分程度、背面カットに至っては図面のためのマスキングと切るだけなので5分程度の追加です。(デスク本体の作業時間は約45分程度。)
そもそも机は一般的な方にとって、そうコロコロ買い替えるものでもないと思いますので、しっかりと使用用途を検討したうえ(←ここ重要)、もし足りない部分があればちょっと自分で加工して、長年愛用できるデスクにしてみるのいかがでしょうか?